導入事例

導入事例


 

導入事例1:会社の方針をキチンと伝えて前年比2割増の受注

 <Z社:老舗の卸売り業>
営業に対して「なぜ売れない」と不満を持っていた社長と、ネット等の直販があるので「飛び込みでとれる仕事ではない」と不満の社員の関係を心配した役員からの相談
社長の不満
「当社は顧客が固定しておりルートセールスできちんと訪問・対応すれば売れるのに、なぜ売れないのか?」と不思議でもあり、もどかしい思いがあった
社員の不満
飛び込みも企画提案もしていて(努力しているのに)売れないからと言って文句を言われても・・と思っていた
【対策:Z社の「営業方針」の明確化】
・Z社の「営業」とは「既存顧客をきちんとフォローし、そこでの受注増をねらう」こと
-新規開拓という飛び込みや企画提案という新規顧客等は(獲れればベターだが)通常業務としては期待していなかった
・「戦略(=既存顧客の維持・受注増という会社の方針)」がきちんと伝わっていなかったため、異なる「戦術(=飛び込み、企画提案)」で動いていた
・会社の戦略を共有した後は、営業は自分の仕事の仕方にぶれも迷いもなくなり前年比2割増の受注となった
「きちんと伝える、伝わる」ことの重要性、これだけでも売上は上がる

 

導入事例2:役割が明確になって社内が一体になり、売上UP

<X社:広告営業>
長い間同じ職務をやっているとつい、「自分の業務の方が大変であるという錯覚」や「自分はやっているのに・・・」という不満が出てきた結果、事務職の電話応対へのクレームが来ており、営業職との確執が大きくなりつつあった会社
営業部門の社員の不満
暑い日も寒い日も雨の日も外回りをして一生懸命仕事を獲ってきているのに、快適な事務所内で事務をしている社員の給与に自分たちの売上げが反映されていること
事務部門の社員の不満
営業の稼ぎが少ないから自分たちの給与が上がらない
【X社の対策:それぞれの役割と業務の共有】
「営業は外で稼ぐが、事務部門のフォローがなければ電話応対・請求業務他もできないし、業務が回らない」
業務の性質が違うだけで「どちらも必要な業務」であることをお互いに共有
結果、電話応対もよくなり、社内の風通しもよくなったことで営業が仕事をしやすくなり売上UPした
「いろんな役割の人が協力してはじめてうまく回る」という当たり前のことを共有して売上UP

 


 

導入事例3:明確な評価制度で納得して勤務、 結果は売上UPと離職率減

<W社:携帯電話等を扱う販社>
W社では、評価制度の誤解が不満につながり、売上げが低迷
 評価制度が大きな不満であることがわかりました。それも評価とその配分という、「お金」の部分が原因
 
事務部門の社員の不満
営業の社員がもらう賞与が、自分たちよりも多いことに不満
営業部門の社員の不満
自分たちのように努力や成果があってもなくても、事務部門の社員の給与の変動がないことに不公平感
 
【W社の対策:抽象的な表現だった評価制度を明確に定義】
それぞれの業務に応じた配分方法「振れ幅の違い」を周知した
・営業部門は、成果に応じて賞与や給与の変動(上下とも)をする。特に賞与の変動が大きい。従って、成果が上がれば賞与も多く支給され給与も上がるが、成果が上がらない場合には、賞与や給与も下がる
・事務部門は、変動が少ない。大きく増えないが減ることもない。
・結果、制度を理解した上で、異動を申し出る者が出た。営業を希望する者はモチベーションが高かったので上への振れ幅が大きい(=成果が大きい)社員が多く、結果として前年比30%増の売上
・事務部門も自分たちの安定性に納得し、社内の業務がうまく回り始めた
自分の会社の制度を知った上で、納得して業務を行うことで売上UPと離職率減
 

 

導入事例4:ルール改定によって不公平感解消 経費15%減、クレーム20%減

<Y社:電話秘書(社員がいない、少ないことで電話の応対を代わりに行う)の会社>
・「休暇の取り方が不公平」と社員からの不満が大きく、かつ経費増になっていた
・シフト制を組んでおり、「休まないこと」「遅刻しないこと」が必須だが、パートタイマーの直前の欠勤等で社員 が残業したり、代行業者を使うため経費増となっていた
パートタイマーの不満
ルール通り「事前申請」しているのに、「直前に言われても・・」と社員が嫌な顔をする」ことに不満
 
社員の不満
直前に連絡が来てシフトに穴があけば、会社の業務に支障があるため、その都度社員が急に残業したり、残った社員が急に対応し、結果として「振り回された」という不満
【Y社の対策:休暇の取り方ルールの改定】
単なる「事前申請」ではなく、2つのルールを明確にして徹底した
①病気以外はシフトを組む1カ月前(最悪2週間前)までに申請すること
②当日病気等の場合には、当番である社員を決め、その社員に業務開始の1時間前までに連絡すること
 
・結果、今まで休めなかった人も休みやすくなり、振り回される人も残業も減り、代行者を頼むこともなくなった ため、経費が15%削減
 ・以前よりも計画的に休めるようになったため、社員もパートタイマーも仕事に集中でき、顧客からのクレームも20%程度減
  ルールを明確にすると経費減、クレーム減になる

 
その他事例
1)ワークフローと稟議書等申請書類を整理して、業務効率化と退職者の引継ぎが不要になった例
2)Facebookでの広告や社員ブログが売上アップになった例
3)YouTubeでの動画アップが問合せにつながった例
 
これらは一部です!
少しの発想と情報があれば、改善も効率化も出来る時代
改善して会社が強くなることはないか、改善の結果なにを望むのか、どうなると会社が強くなるのか
-売上増なのか、経費減なのか
-ルールの明確化なのか、社内のコミュニケーションなのか
-機械等の導入で労働時間が減ることなのか
-教育研修によってスキルアップした結果、業務効率アップ
周りが下を向いている「今」が、会社を強くするチャンス!大きな改善をしなくても10~20%の改善は可能。
-ルールやコミュニケーションの見直しが効率が良い
-SNSなど無料のツールを使ったマーケティング・セールスも効果的

 

 

  
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